オカヒジキの育て方(プランター編)

海岸の砂地に自生するが、見た目がヒジキに似ているため、オカヒジキと呼ばれているが、別名はミルナと言います。若い茎葉を摘み取り、灰汁が強いため軽く茹でて和え物などに利用します。葉は多肉質で、噛むとシャキシャキとした歯ごたえがあります。ミネラルやビタミン類を豊富に含み、栄養価の高い上に、播種後30日程度で収穫できる気軽さもあり、家庭菜園にはもってこいの野菜です。

オカヒジキ生育・スケジュール

発芽適温:20~25℃
生育適温:15~25℃
連作障害:あり
1~2年は間隔を空けましょう。

栽培に適した土とプランター

オカヒジキは養分が不足すると茎葉が硬くなるので、元肥をしっかりと入れておきましょう。また、酸性土を嫌うので、事前に苦土石灰を使用し、酸度調整をしておきましょう。市販の野菜用培養土を使用すると簡単で便利です。
オカヒジキは、地上を這うように生長するので、プランターは深さが10㎝以上あるものであれば栽培が可能です。

栽培の流れ

1.種蒔き

オカヒジキの種には休眠性があるので、発芽率を良くするため、種を一昼夜水に漬けた後、濡れたペーパータオルなどに包んで、冷蔵庫内(4~5℃)に10日程度入れてから種蒔きをしましょう。
種は、条間30㎝の筋蒔きをします。割り箸などで1cm程の蒔き溝を作り、種を1㎝程度間隔で蒔きます。土は薄くかぶせ、手で軽く押さえておきましょう。

2.間引き

発芽後、本葉が出始めたら間引きを始めます。株間が3~4㎝になるように、生長の悪いものから順に抜いていきましょう。本葉3~4枚の時には株間が10㎝程になるように間引きます。間引き後は株が安定するように軽く土寄せをしておきましょう。

3.水やり

オカヒジキは水分が不足すると茎葉が硬くなってしまいますので、水切れしないように気を付けましょう。
種蒔き後はたっぷりの水を与えます。その後は、土の表面が乾いてきたら、プランターの排水口から勢いよく水が流れ出るくらいの水やりをしましょう。

4.追肥

本葉が3~4枚になった頃から追肥を始めます。2週間に1回、化成肥料を15g与えるか、週1回水やりの代わりに液肥を与えます。肥料切れになると葉が硬くなりますので、注意しましょう。

5.雑草の防除

オカヒジキは雑草に負けやすいので、雑草の防除は念入りに行いましょう。

6.収穫

播種後、30~40日、草丈が15㎝程度になったら、枝先の10㎝の柔らかい部分を摘み取って収穫します。収穫後には追肥をしておきましょう。そうすることで、次々と脇芽が伸びてくるので、また先端の柔らかい部分を収穫します。
オカヒジキは夏になると花芽が付きます。花芽が付くと葉が硬くなるので、その頃になったら株ごと抜き取って収穫してしまいましょう。

7.病害虫

オカヒジキは病害虫の被害がほぼなく、栽培しやすい野菜です。高温多湿になると病害を起こしやすくなるので、排水の確認をしっかりしましょう。