水菜の育て方(プランター編)

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暑さにも寒さにも強いので1年じゅう栽培が可能です。葉が最も柔らかい1~2月が旬になりますので、栽培期間は長くなりますが、秋蒔きがお勧めです。
また、真夏や極寒期の栽培は、害虫被害やトウ立ちなどで、やや難易度が上がりますので、初心者の方はその時期を外しての栽培をお勧めします。

ミズナ生育・スケジュール

発芽適温:15~25℃
生育適温:15~25℃
連作障害:あり
1~2年は間隔を空けましょう。

栽培に適した土とプランター

ミズナは多肥になると葉が固くなってしまうので、元肥を多く入れないように気を付けましょう。市販の野菜用培養土で始めるのが簡単です。
プランターは標準サイズで小さいタイプなら10株ほど、大きいタイプでも3~5株は栽培が可能です。

栽培の流れ

1.種蒔き

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種蒔きをする前に、プランターの用土に水まきをし、湿らせておきましょう。
小株を栽培する場合は条間を10㎝とって溝の深さを5㎜の筋蒔きにします。その際、株間は1㎝間隔にしましょう。
大株を栽培する場合には、株間を10㎝で1箇所に7~8粒の点蒔きをします。その際、種同士が密着しないようにしましょう。
種を蒔いた後は軽く土で覆います。

2.水やり

ミズナは乾燥にとても弱いので、種蒔き後、本葉が5~6枚程度に育つまではプランターの排水口から水が勢いよく出てくるくらい水やりをしっかり行って、水が切れないように注意しましょう。日差しが強く乾燥しやすい場所では、芽が出るまで新聞紙を被せて乾燥を防ぐのも1つの手です。

3.間引き

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ミズナは小株の場合、3~5日で発芽してきますので、発芽が揃った頃、葉の色が悪いものや害虫被害にあっているものから抜き、2~3㎝間隔に間引きます。その後、本葉が4~5㎝の時に5㎝間隔にします。
大株の場合、本葉が1~2枚の時に3株へ、本葉が3~4枚の時に2株へ、本葉が6~7枚の時に1株へ減らしていきます。
株に差がない場合は、株間を意識し、場所を基準に間引いてください。
間引き後は軽く土寄せをし、株元を押さえ、株が安定するようにしておきましょう。

4.追肥

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小株の場合、追肥はいりません。逆に肥料が多くなってしますと葉茎が固くなってしまいます。
大株の場合は、葉の色が悪いとき(葉色が薄い、黄色っぽい)などに、1回30gを株間に撒き、土寄せをする形で与えます。水やりの代わりに、液肥を1週間に1回ほど与える方法でも良いです。
追肥の期間は間引き後から収穫までの間に行うようにしてください。

5.収穫

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ミズナは収穫時期を逃すと、どんどん葉が固くなってしまうので、春蒔きで60日前後、秋蒔きで90~120日が収穫の目安です。
草丈が20㎝以上になったら収穫してみましょう。株を抜かずに株元をハサミで切り、その後追肥をしておくと、また大きな株になり収穫が可能です。
大きくなりすぎた株や2回目の収穫のものは葉が固くなりますが、食べることに問題はありません。柔らかい葉は生食で、固い葉は火を通して食べると良いでしょう。
また、ミズナは水分の多い野菜なので、収穫してしまうと傷むのが早いです。なので、一気に収穫せず、使う分だけを収穫するようにします。

6.病害虫

ミズナがかかりやすい病気は「菌核病・白さび病・尻腐れ病・立ち枯れ病・苗立枯病・軟腐病・黒腐病」などがあります。排水が悪く、酸性土壌になると病気の原因となりますので、鉢底石をしっかり敷き排水対策をしましょう。
害虫は「アブラムシ・ヨトウムシ・アオムシ・コナガ類・カブラハバチ・ハイマダラメイガ」などです。このうち、終齢幼虫が付くと数日で苗が全滅してしまいます。葉に害虫被害がないか、幼虫が付いていないか観察し、早期発見に努めましょう。発見した場合、早めに捕獲しましょう。また、寒冷紗などを使って害虫対策をとることも1つの手です。