あずきの育て方(プランター編)

あずきには、「夏あずき」と「秋あずき」と『中間あずき」があります。播種時期が栽培品種や気象条件、栽培地などで異なりますので、市販の栽培用種を使い、播種時期を守ることが栽培成功へのカギといえます。夏あずきは全国で栽培が可能ですので、初心者の方はホームセンターなどで夏あずきの種を入手して栽培すると良いでしょう。

あずき生育・スケジュール

発芽適温:32~33℃
生育適温:20~25℃
連作障害:あり
3~4年以上は間隔を空けましょう。

栽培に適した土とプランター

比較的肥料を必要としないマメ科ですが、その中でもあずきは肥料を必要とする方なので、元肥入りの野菜用培養土を使用することをお勧めします。湿害に弱いので、鉢底石をしっかり敷き、水はけのよい環境を作りましょう。

栽培の流れ

1.種蒔き

1箇所に2~3粒を20㎝間隔ぐらいに、3~4㎝の深さの穴をあけ、そこに直接種を蒔きます。早蒔きすると蔓ボケしやすくなり、着莢数の減少や倒伏の原因となりますので、タイミングには最新の注意を払いましょう。
間引きの必要はありませんので、そのまま育てます。

2.水やり

種蒔き後から、土が乾かない程度に水やりをします。小豆は過湿に非常に弱いので、水やりの際にはきちんと排水され、水はけがよい環境に保たれているか確認してください。

3.追肥

元肥があれば追肥の必要はありません。葉の色が悪い、生長が悪い場合には追肥を行ってください。草丈が高くなるので、時々株元に土寄せをし、軽く押さえておきましょう。

4.支柱立て

草丈が高くなると倒伏しやすくなるので、本葉が4~5枚くらいの時に横に支柱を立てて株を支えます。支柱と紐で囲う方法も効果的です。

5.収穫

莢が茶色に変色し、硬く乾いた状態になれば収穫のタイミングです。あずきは開花期が30~40日間と長いため、成熟した物から順に収穫していきます。収穫期を過ぎてしまうと破莢してしまいますので、注意が必要です。

6.乾燥・脱粒

新聞紙に広げ、天日干しをし乾燥させます。乾燥した莢は新聞紙などを重ねて、上から棒などで叩いて脱粒します。莢の中には普通小豆で7粒程度入っています。
脱粒作業後は、ふるい等を使用し、豆と莢くずに分けます。その後、虫食いや変色しているあずきを取り除き、新聞紙などに広げ、日陰干しをしてから、紙袋などに入れ涼しい場所で保管しましょう。

7.病害虫

あずきは害虫がとてもつきやすいです。特に、フキノメイガやマメシンクイガの幼虫が莢の中に侵入し、子実を食害し、多大な被害を及ぼすことがあります。莢に穴が開いているものは要注意です。中に幼虫が侵入している可能性が高いので、見つけ次第除去しましょう。莢の中に幼虫が侵入してしまうと発見が難しくなりますので、防虫対策のため防虫ネットの使用もお勧めです。
病気には、モザイク病の発生があります。着花や着莢が悪くなり、伝染もするため、症状のある茎葉は早めに摘み取りましょ。