アスパラ菜の育て方(プランター編)

アスパラガスに似ている食感と甘みがあることから、アスパラ菜と呼ばれていますが、元は中国野菜のコウサイタイとサイシンの交配種のオータムポエムといい、アスパラガスとは別の植物です。アブラナ科で、見た目は菜花のようで、春と秋の2回収穫ができ、トウ立ちした花茎と花蕾を食用にします。収穫しても次々と脇芽が出てくるので、長期間収穫できます。また、アクも少なく、いろんな調理法で活用できるため、便利な野菜です。

アスパラ菜生育・スケジュール

発芽適温:20~25℃
生育適温:15~25℃
連作障害:あり
1~2年は間隔を空けましょう。

栽培に適した土とプランター

アスパラ菜は肥料を多く必要とする野菜ですので、元肥入りの野菜用培養土を使用するのが簡単でお勧めです。プランターは標準サイズ以上を使用しましょう。寒さには少し弱いので、冬に栽培する場合はトンネルを作りビニールを被せると寒さ対策にもなりますし、害虫予防にもなります。その際には支柱をさせるタイプのプランターを使用すると簡単で良いでしょう。

栽培の流れ

1.種蒔き

ポットに2~3粒の種を蒔きます。軽く土をかけたら、上から軽く押さえておきます。

2.間引き

発芽後、本葉が2~3枚の時点で、状態のいい苗を1本残し、他を間引きします。

3.植え付け

株間を20~30㎝取り、植えつけます。大株の育てたい場合は、株間をしっかりと取る必要があります。また、根が傷つくと、その後の生長や、収穫量にも影響が出てきますので、根鉢を崩し根を損傷させないように気を付けて植え付けましょう。

4.水やり

種蒔き後は土が乾かないようにしっかり水やりをしましょう。植え付け後は、土が乾燥してきたら水やりをします。プランターの排水口から勢いよく水が流れ出るように水を与え、しっかり排水されていることも確認してください。水はけが悪いと根腐れの原因となりますので注意しましょう。

5.追肥

草丈が10~12㎝のころに化成肥料を20g程度まきます。その後、収穫期には、次々と脇芽が出てきて、肥料を多く必要としますので、2週間に1度は同じように追肥しましょう。追肥後は軽く土寄せをし、株を安定させましょう。

6.収穫

菜の花のように、トウ立ちしたらできるだけ花が咲かないうちに(花が1~2輪咲いた頃が最適)、10㎝程茎を付けた状態で摘み取ります。花がたくさん咲いてしまうと少し食味が悪くなりますが、食用にするには問題ありません。収穫の際、特に主枝は早めに摘み取りましょう。主枝を収穫すると、次々と脇芽が出てくるので、収穫のタイミングを逃さず、どんどん収穫していきましょう。

7.病害虫

発生しやすい病気に「べと病、白さび病など」があります。日当たりが悪い、風通しが悪い、排水が悪い、というような環境になると発生しやすくなりますので、生育環境を整えましょう。
害虫には「アブラムシ、アオムシ、コナガなど」が付きやすいです。特に、苗が小さいころに幼虫が付くと、一瞬にして苗がなくなってしまうので、早期発見・早期駆除に心掛けましょう。また、防虫ネットを使用し、害虫対策を行うのも良い方法でしょう。