アーティチョークの育て方(プランター編)

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食用にするのは開花前の大きくなった蕾のがくの根元と蕾の内側です。フランス料理やイタリア料理に使われます。茹でるとイモのような食感で、味はソラマメに似た風味です。多年草なので、4~5年毎年収穫することが可能です。冬には葉茎は枯れてしまい、春になると再び萌芽します。また、株分けもできるので、年々収穫量が増えていくことが見込めるようです。
消化促進の働きがあり、ヨーロッパでは古くから胆石のハーブと言われています。
葉や茎にトゲがありますので、扱いに注意しましょう。

アーティチョーク生育・スケジュール

発芽適温:20~25℃
生育適温:10~22℃
連作障害:あり
2~3年は間隔を空けましょう。

栽培に適した土とプランター

アーティチョークは肥沃な土を好みます。また、水はけのよい粘土質な土を好み、草丈が1.5~2mと高く、大型にならないと花が咲かないので、一般家庭での栽培は少し難易度が高いハーブです。元肥入りの野菜用培養土でも十分育てることができるので、チャレンジしてみるのも良いですね。プランタは大型タイプを用意しましょう。根が深く張りますので、50㎝以上深さがあるものが良いでしょう。草丈もあるので、支柱も必要になります。

栽培の流れ

1.種蒔き

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ポリポットに野菜用培養土を入れ、1~3粒の種を蒔きます。覆土は薄くし、たっぷりを水を与えましょう。本葉が1~2枚になった頃、間引きをし苗が1株になるようにします。、本葉が4~5枚になるまで苗を育てます。

2.植え付け

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アーティチョークは移植を嫌う植物です。初めは小さい苗も、最終的には草丈が2mほどになるので、大きなプランターに定植します。本葉が4~5枚になった頃、株間を50㎝あけて行うことが望ましいです。
ポットから苗を出す際に、根鉢を崩して根を傷つけないように注意しましょう。プランターに根鉢より少し大きめの穴をあけ、そこに植えます。植え付けが遅れると根付きにくくなり成長に影響しますので、時期を逃さないようにしましょう。

3.水やり

種蒔き後や、植え付け後にはしっかりと水やりをしましょう。乾燥に弱く水切れは枯れてしまう原因となりますので、土が乾かないようにプランターの排水口から勢いよく水が出るくらい水やりをします。土が乾きやすい環境であれば、敷き藁などで対応しましょう。

4.追肥

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1年目は夏の間に2回ほど追肥し、収穫はせずに株を育てます。
2年目以降は、株の成長期(5~6月)に月1回の計2回、休眠期に3回(9月、11月、3月が目安)化成肥料を株元に置いて行いましょう。
もしくは、月に2回のペースで水やりの代わりに液肥を与えます。

5.支柱立て

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背丈が高く、蕾も大きくなるため、蕾が付き始めた頃、倒伏予防に支柱を立てましょう。

6.収穫

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種を植えた翌年の初夏から収穫が可能になります。蕾が十分に膨らみ、触ってみてしっかりと詰まった状態が収穫のタイミングです。タイミングを逃すとすぐに開花してしまい食用としての品質が悪くなってしまうので、早めに収穫しましょう。蕾の部分をハサミで切って収穫します。
順調にいけば、収穫1年目には4~5個、収穫2年目以降は10個近く収穫が見込めます。

7.株分け

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3~4年栽培し、子株が増えてきたら株分けすることができます。葉や茎が枯れて休眠期に入った9月頃が良いです。
枯れた葉茎は病気の原因になりますので刈り取りましょう。
本葉4~5枚の子株を根土を付けた状態で掘り取り、植木鉢などで冬越しをさせ、翌6月頃植えつけます。

8.病害虫

病害虫の被害は比較的少ない植物ですが、アブラムシが良くつくので、早期発見・対処が必要です。

9.冬越し

元々寒さには強いですが、冬の霜に当たると枯れてしまう可能性があるので、霜が降りる前に敷き藁を敷くか、株元に土を寄せて株が凍結してしまわないように対処しましょう。